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ペットボトル式のウォーターサーバーは使いやすいのか宅配型との違いを比較

ウォーターサーバーは定期的に水を注文する宅配型が一般的ですが、安くはない月額費用や契約の縛りでなかなか手を出せない人も多いでしょう。

そんなネックが気にならないのが、ペットボトル式のウォーターサーバーです。

いつも買う市販のペットボトルをそのままサーバーにセットできるアイテムで、ネット通販などで気軽に購入できます。

利用開始までがあまりに手軽ですが、宅配型と比較してコストや使いやすさでメリットはあるのでしょうか。

今回はそんなペットボトル式ウォーターサーバーについて、さまざまな視点からメリットやデメリットを解説。

自分に合った使い方ができる、ペットボトル式ウォーターサーバーを見つけましょう。

目次

ペットボトル式ウォーターサーバーの特徴とは?宅配型との違いに注目

市販のペットボトルをセットして使うウォーターサーバーは、いつも買う好きな水をボトルごとウォーターサーバーに利用できるのが最大の特徴です。

コンパクトなサイズ感で置き場所を作りやすく、水の注文ノルマも必要ないので宅配型と比較するととにかく気軽。

まずはペットボトル型ウォーターサーバーにどんな機能があり、日々どのように使っていくのか特徴を見ていきます。

 

ペットボトルをセットするだけで冷水や温水をすぐ飲める

ウォーターサーバーの機能面で最も便利なポイントが、ワンアクションで冷水や温水を出せる点です。

特にテーブル近くに置ければ、動き回らずにその場でやりたいことが完結します。

例えばインスタントコーヒーを飲む時は、ポットに水を入れて沸くまで待ち、カップにお湯を注いで椅子に座る…この一連の動作をすべてカット。

また、冷たい水を飲みたいときも冷蔵庫まで行かなくてもいいので、飲みたい人はテーブルに座りながらでもすぐに飲めます。

赤ちゃんのミルクを作る時も、お湯を沸かさずスピーディーに準備ができるのでとても便利に感じられます。

ウォーターサーバーにかかる費用は本体購入代だけで済む

宅配型との大きな違いが、ウォーターサーバーにかかる費用は本体購入費用だけで済むところです。

レンタル契約ではないので、一度買ってしまえばランニングコストはペットボトルの水代と電気代のみ。

普段からペットボトルの水を愛飲している人にとっては、さらに便利さも加わるペットボトル型ウォーターサーバーは特におすすめです。

 

水のボトルがペットボトルだから設置もゴミ捨ても楽ちん

宅配型ウォーターサーバーの場合、水の容量は通常12L、小さくても約5Lと非常に重たいです。

12Lといえば2Lの水を1ケース買った時の重さで、これを高さ1メートル前後の位置まで持ち上げてサーバーにセットしなくてはなりません。

足元設置型のサーバーもあるものの、そこまで水を運ぶのもまた一苦労。

一方、ペットボトル型ウォーターサーバーにセットするのは2Lのボトルで、冷蔵庫の出し入れが簡単にできる人なら難なく設置可能です。

ごみ捨てもいつも通りに行えばいいので、便利なのに手間はほとんど増えません。

ウォーターサーバーでペットボトル式を選ぶ4つのメリット

ウォーターサーバーを置こうか迷っている人にとって、あえてペットボトル式を選ぶメリットはどんなところにあるのでしょうか。

宅配水なら市販では手に入らない天然水もあるし、オシャレなウォーターサーバーも豊富です。

市販のペットボトルは特別感こそないものの、宅配水よりも自由度が高いのが何よりのメリットなります。

 

好きな水の銘柄をウォーターサーバーで飲める

宅配水ウォーターサーバーの場合、選べる天然水は1種類のみだったり、数種類から選べても変更のたび手続きが必要だったりします。

いろいろな銘柄の水を試したい人や、お気に入りの水がある人にとってはペットボトル型ウォーターサーバーのほうが利用しやすいと感じるでしょう。

今はネット通販で全国各地の天然水ペットボトルが手に入るので、都度買うことについてはさほど不便はありません。

好みや目的に合った、飲み慣れた水を選んでセットできるのは大きなメリットです。

 

ウォーターサーバーの置き場所や水の保管場所に困らない

宅配水ウォーターサーバーは、サーバー自体が床置きで大きく、水のボトルも大型なため、置き場所を作らなくてはなりません。

また床置きのウォーターサーバーは機械の大きさだけでなく、壁から15センチ程度離して置かなければならないので思った以上に場所を取ります。

ペットボトル型なら、どのメーカーのウォーターサーバーもコンパクトな卓上サイズのため、置き場所の選択肢は多いです。

水の保管場所も今まで通りでいいので、導入しても不便さや窮屈さは感じないでしょう。

 

ペットボトルだから飲み終わった後の捨て方が楽

使用するペットボトルは市販品なので、これまで通りの捨て方で変わらず特に不便になる点はありません。

一方、宅配水の容器は主に3パターンあり、水バッグや使い捨てボトル、リターナブルボトルがあります。

水パックは使い終わるとコンパクトになり家庭ごみとして捨てられますが、ダンボールに入って届くことが多くそちらの処分が面倒です。

また、使い捨てボトルは市販品にはない大きさなので、量販店のポイントが貯まるリサイクルボックスには投入できません。

リターナブルボトルは再回収型まで保管しておかなければならず、余計に場所をとってしまいます。

このように、使うのがいつものペットボトルだといつもどおりの後処理しか必要なく、余計な手間が増えないのもメリットです。

 

難しい注文ノルマやランニングコストを考えなくてもいい

宅配水で煩わしさを感じることが多いのが、決められた期間の注文ノルマです。

毎月36L以上、3カ月で72L以上など設定はさまざまで、注文を休むと休止手数料が発生する場合も。

サーバーレンタル代も毎月発生するので、いかにコスパよく注文するかに気を取られてしまいがちで、ちょうどいい消費量にするのが難しいです。

ペットボトル型ウォーターサーバーは自分のペースで水を買い、好きなように飲めるので手続き面でのストレスが一切ありません。

ペットボトル式ウォーターサーバーのデメリットと注意点

宅配型と比較してメリットばかりのように見えるペットボトル式ウォーターサーバーですが、デメリットが全くないわけではありません。

人によってはデメリットが大きかったり、好きな水のボトルが使えなかったりと注意すべき点もあります。

不便に感じるポイントがあるかどうか、買う前に必ずチェックしておきましょう。

 

ウォーターサーバーで使う水は自分で用意する必要がある

宅配型ウォーターサーバーの水は定期的に届き、家に不在でも届くシステムがある会社もあります。

一方、ペットボトル型は自分で用意しなければならず、スーパーやドラッグストアで買うと重たい荷物を自宅まで運ばなくてはなりません。

ネットで買うと自宅まで届けてくれる点は同じですが、配送まで時間がかかったり狙っていた商品が品切れだったりする場合も。

自分で用意するのが面倒になり、結局使わなくなってしまってはせっかく買ったウォーターサーバーが無駄になってしまいます。

 

宅配型に比べると水の交換頻度が高め

セットするペットボトルはたいてい2Lで、宅配型で一般的な12Lに対して6分の1しかありません。

そのまま水を飲むだけでなく、コーヒーやお茶、インスタント食品にとたくさんの用途に使う人は交換頻度が特に高く面倒に感じられます。

新しいボトルに変わる頻度が高いので、いつでも水が新鮮と好意的に受け取ることもできますが、面倒くさがりの人は注意してください。

 

ペットボトルの水が漏れることがある

ペットボトル式の場合、ボトルの口に専用キャップなどを取り付けてサーバー本体にセットします。

宅配水のボトルは自社サーバー専用なのでぴったりフィットしますが、市販のペットボトルは規格が統一されていないのでうまく噛み合わない場合も。

気付かずセットしてしまうと、水が隙間から漏れてしまいあたりが水浸しの大惨事になりかねません。

また、サーバー内のタンクが満水だと水があふれてしまうこともあるので、各ウォーターサーバーの口コミはよく確認が必要です。

 

ペットボトルによってはウォーターサーバーで使えないものもある

専用キャップは、一般的な日本メーカーのペットボトルに見られる口径(28mm)に対応しているものが多いです。

口径には特に定められた規格がないため、商品によっては口径が広くウォーターサーバーに使えないものがある点には十分注意が必要です。

特に、硬水に多い外国製は飲み口の大きさが違うことが多いので、ウォーターサーバーを買う前に適合するか必ず調べましょう。

もう一つ、多くのウォーターサーバーで利用不可としているのが、材質が柔らかいエコボトルです。

ボトルが柔らかいと水が逆流して漏れ出てしまうので、キャップの取り付けができても使わないようにしてください。
 
 

常温の水は雑菌が繁殖しやすいので定期的にメンテナンスが必要

ペットボトルの交換頻度が高いと、水がその都度新しくなるのでつい本体のメンテナンスを怠りがちです。

常温の水は雑菌が繁殖しやすいので、こぼれた水を放置して自然乾燥させようとせず拭き取りをしましょう。

水受けトレイや抽出口、ボトルキャップの取付部分は汚れやホコリが付着しやすいので、定期的にメンテナンスが必要です。

デメリットは水道水ウォーターサーバーで解決できる

「購入やボトルの交換が面倒」「好きな水がウォーターサーバーでは非対応で改めて探すのが手間」

そんなデメリットを解決できるのが、宅配型ではなく水道水型のウォーターサーバーです。

水道水を特殊フィルターでろ過し、安全で美味しい水を作るタイプで、大きなボトルが必要なく水を購入する必要もありません。

毎月サーバーレンタル代が必要ですが、水の消費量が多いとペットボトルを購入するよりコスパが良い場合も。

コンパクトな水道直結型、手軽に始められる浄水型(タンクに自分で水を補充するタイプ)などがあり、月額3,000円程度から始められます。

水道水ウォーターサーバーについてもっと詳しく知りたい人は「水道水ウォーターサーバーは定額で使い放題!美味しい水を好きなだけ利用したい人必見」もご覧ください。

ペットボトル式ウォーターサーバーを選ぶ時のポイント

ペットボトル式ウォーターサーバーは大手通販サイトや家電量販店などで買えますが、ノーブランドの物も多く選ぶポイントが分かりにくいです。

価格やデザインはもちろん大事ですが、利用するにあたって欲しい機能や自宅での使い勝手はよく検討しなくてはなりません。

ここではどんな点に注目して選ぶべきか、外せないポイントを3つに絞って解説します。

 

付属品や専用キャップを確認

ウォーターサーバー本体だけでなく、便利に使うための付属品についてもよくチェックしましょう。

特に専用キャップの対応口径や数は確認必須で、使い勝手に直結します。

また、水受けトレイはお手入れしやすい形状か、口径の大きいカップ麺をよく食べるなら余裕で置ける大きさかなども要チェックです。

中には転倒防止用に吸盤付きのウォーターサーバーもあるので、安全性を重視したい人は安全対策できる付属品があるかも確認してみてください。

 

置きたい場所にサイズやコードの長さが適しているか確認

ペットボトル型ウォーターサーバーは、コンパクトとはいえ大きいものだと幅は30cm程度あります。

置いたときに邪魔にならないか、すき間を利用するなら奥行きも含めてそこに収まるかは実寸で必ず確認してください。

また、意外と見落としやすいのがコードの長さで、特にテーブルの上に置きたいなら足を引っ掛けないよう長さに余裕が必要です。

 

水の出し方に注目!子供がいるならロック機能のあるものがおすすめ

ウォーターサーバーから水や温水を出す給水スイッチには、いくつか形状があります。

最もよく見るタイプはレバー(コック)式で、上げ下げして手動で水量を調節。

また誤作動しないように、洗濯バサミのような形状のレバーをつまんで操作するタイプもあり、うっかり手が当たってヤケドをしてしまうことも防げます。

よりすっきりした形状が好みなら、天面などにスイッチが付いているボタン式がおすすめ。

また子どもがいる家庭なら、チャイルドロック機能が備わっているかどうかも要チェックポイントです。

サーバー操作そのものや温水レバーのみなど、ロックをかけられる範囲も違うので仕様をよく確認しましょう。
  

おすすめのペットボトル式ウォーターサーバーを紹介

ここでは機能性の高さやデザインのオシャレさなどで人気の、ペットボトル式ウォーターサーバーをご紹介します。

実際の利用者の口コミもピックアップしているので、商品説明だけでは分からない使用感の確認してみてください。

先ほど紹介したポイントやメリット・デメリットの情報も合わせて、それぞれ比較しながら候補を絞っていきましょう。

 

楽天ランキング1位のSOUYI(ソウイ)の卓上ウォーターサーバー

SOUYI

卓上ウォーターサーバー SY-108
サイズ 幅22.5cm×奥行き27cm×高さ31.5cm
コードの長さ 1.4m
重さ 約2.2kg
温冷機能の温度 温水:約80℃〜95℃、冷水:約10℃〜15℃
タンク容量 温水:800ml、冷水:600ml
専用キャップの種類 28mm口径、25mm口径の2種類
ロック機能 温水使用時は解除ボタンのスライドが必要
その他機能 ・本体底面の角に転倒防止の吸盤付き
・温度ランプで適正温度を確認可能

SOUYIの卓上ウォーターサーバーは楽天ランキング1位を獲得しているウォーターサーバーです。

給水ボタンや温水ロック解除のスライドボタンなど、操作部が天面の1カ所に集約されたスマートなデザイン。

適温かどうかは側面の温度ランプの色で確認できるので、間違ってぬるい水を出してしまうことはありません。

また、底面にある転倒防止用吸盤や温水ロックなど安全面にも配慮されており、子どもがいる家庭でも安心して利用できます。

利用者の口コミ

コンパクトで女性でも取り付け手入れが簡単なのがよかったですが、みなさんの評価にあるように水がチョロチョロしかでないのが気になります。でもそんなに一気使うことがなければ、許容範囲です。
音は温度調節を行ってるときは扇風機可動くらいの音がしますが常にしているわけではないです。

引用元:楽天市場

においがどれくらい残るのか不安でしたが、はじめのペットボトル2.3本分ぐらいはにおいがあったけど、その後は全然大丈夫になりました。
水量も少ないとレビューで見たけど、コーヒーカップ1杯分で20秒ぐらいなので沸かす手間を考えたら全然早い。ちゃんと熱いお湯が出ます。冷水は今は冬場なのでまだ分からないけど、冷たいと感じます。
何より、お水代が安くつくのでよかった!
大きなウォーターサーバーを置く場所もいらないのでキッチンのカウンターの側に置いて毎日役立ってます。

引用元:楽天市場

口コミでは水が少しずつしか出ない、寝室に置くには音がやや大きいなどの意見が見られました。

一度に大量に使う予定はなく、音の大きさが気にならないキッチンやリビングの隅に置く予定の人におすすめです。

 

amazonで人気は山善のウォーターサーバー

山善

山善 卓上用ウォーターサーバー YWS-2
サイズ 幅28.2cm×奥行26cm×高さ40cm
コードの長さ 記載なし
重さ 2.8kg
温冷機能の温度 温水:80℃〜95℃、冷水:10℃〜15℃
タンク容量 温水:780ml、冷水:600ml
専用キャップの種類 1種類(市販の2Lペットボトルに対応)
チャイルドロック機能 なし(温水レバーはつまみ式)
その他機能 空焚き防止装置付き

お手頃価格の家電を多く取り扱う山善のウォーターサーバーは、ごくシンプルな構造で直感的に使えるデザインです。

チャイルドロック機能は付いていないものの、温水はレバーをつまんで給水するので誤って出すことはありません。

奥行きが26cmと短いので、カウンターやワゴンの幅に収まり置き場所の選択肢が広がります。

利用者の口コミ

2リットルのペットボトルの入れ替えだけなので、安上がりで便利です。お湯は常に出ますし、お茶、焼酎のお湯わりに便利です。水の方はそんなに冷たくないので、氷を用意したほうが良いと思います。

引用元:amazon

3ヶ月、自分の寝室で使っていますが、かすかにポコポコ音が続き、深夜は特に気になります。
主に冷水用に買ったのですが、温水タンクが大きいために、あまり使い勝手がよくありません。温水は20分から30分で定期的に再加熱となります。電気ポットのような強力な沸騰音がするので、相当の電力をヒーターで消耗していると思います。即席食品を食べたり、暖かい飲み物を飲まないため、電気代がもったいなく感じます。

引用元:amazon

口コミを見ると、水の温度は弱冷水程度の冷えである点と、やや音が大きいことを指摘する意見が見られました。

また、最初の使用前に重曹でお手入れが必要なので、まずは取扱説明書をよく読んでから使い始めましょう。

宅配ウォーターサーバーから乗り換えた人の意見を見ると好評な意見が多いので、最低限の機能を備えたコスパの良いサーバーを探している人におすすめです。

 

オシャレ家電で有名なToffy(トフィー)!ペットボトルが見えないタイプも

Toffy

Toffy ウォーターサーバー K-WS1(ボトルカバー付きタイプ)
サイズ 幅27cm×奥行32.5cm×高さ61.7cm
コードの長さ 1.5m
重さ 2.5kg
温冷機能の温度 温水:約85℃〜95℃、冷水:約10℃〜15℃
タンク容量 温水:650ml、冷水:620ml
専用キャップの種類 28mm口径、25mm口径の2種類
チャイルドロック機能 なし(温水レバーはつまんで引き下げるタイプ)
その他機能 空焚き防止装置付き

Toffy Classicシリーズのウォーターサーバーで、レトロ可愛いペールアクアカラーは女性のお部屋にぴったり。

ボトルカバー付きタイプはペットボトルの生活感をなるべく排除できるデザインで、コロンとしたコンパクトなシルエットです。

ウォーターサーバーとしての機能だけでなく、インテリア性も両立させたい人におすすめです。

利用者の口コミ

コンパクトで、場所を取らない。お手入れも楽だが…
初期設定の排水だけで2L使い切ってしまった(苦笑)。
初期設定の水は適当なものをオススメします(笑)

引用元:楽天市場

長方形の6人掛けテーブルの卓上に置いて使っていますが、軽量手軽でかわいらしいですし、本体を購入してしまえば後はペットボトル料金と電気代だけなので気持ちが楽です。
およそ200ccを越えると注いでいる水の量が細くなります。それでも注ぎ続けられますが、適温で一度にマグカップ2杯分取れるかどうかなという感じです。でも、沸騰するのも早いですので、ストレスはありません。ですが、我が家は少人数なので良いですが、大人数でいっぺんに使うには向かないかと思います。

引用元:amazon

冷水・温水とも、他のペットボトル式サーバーと比較するとタンクがやや小さめなので、一人暮らしか少人数家族での使用が向いています。

また、リビングやテーブルにも置けるオシャレさが最大の魅力ですが、ペットボトルカバーの内側が結露しやすいのでこまめに拭き取りが必要です。

デザイン性にもこだわったlivease(リヴィーズ)のペットボトル式コンパクトウォーターサーバー

livease

livease ペットボトル式コンパクトウォーターサーバー WS-011
サイズ 幅21cm×奥行22.5cm×高さ29cm
コードの長さ 1.45m
重さ 2.2kg
温冷機能の温度 温水:約85℃〜95℃、冷水:約12℃〜15℃
タンク容量 温水:700ml、冷水:400ml
専用キャップの種類 27.5mm口径1種類
チャイルドロック機能 温水ボタンはロック付き
その他機能

liveaseのウォーターサーバーは、幅わずか21cm・奥行き22.5cmとペットボトル式の中でも特にコンパクトな点が魅力的。

給水はレバーではなくボタン式で、モノトーンのスタイリッシュなデザインはクールな印象のウォーターサーバーを探している人におすすめです。

また、サーバーに対応するペットボトルを公式サイトの「使用可能ペットボトルについて」で公開しているので、あらかじめ確認しておくと失敗を防げます。

利用者の口コミ

今までウォーターサーバーを使ってましたが、お水が余るので こちらの商品に変更しましたが、
お水も冷たくお湯も熱く、多少はモーターの音がしますが、全く気にならず。水の入れ替えが重たかったので、ペットボトルになり重さも気にならなくなり、これまでのよりもコンパクトにスタイリッシュなデザインですごく気に入ってます。

引用元:楽天市場

色々種類があって迷いましたがシンプルなデザインのこちらに決めました。
お湯はOK、水はぬるいです。笑笑
ちょろちょろとしかでないのですぐに出したい方にはむいていないと思います。
でも水、お湯すぐに飲めるようになって大満足です。

引用元:楽天市場

水はキンキンに冷えるわけではなく、弱冷水程度の温度とする口コミがいくつか見られました。

また水はゆっくり抽出されるので、宅配水ウォーターサーバーに慣れていると遅く感じる場合もあります。

ただし、デザイン面や使い勝手は良い口コミが多く見られ、特別なデメリットは特に見られず満足度の高さが伺えました。

ペットボトル式ウォーターサーバーと宅配型を比較してみた

ペットボトル式は手軽でコストが削減できるイメージがありますが、実際に使い始めた場合を比較していくと、宅配水のほうがメリットが大きい項目もあります。

毎日使用するものなので使いやすくないとストレスだし、業者によるメンテナンスがないので衛生面も気になるところ。

「思っていたのと違った」とならないように、どこを重視するのか利用シーンを想像しながら比較してみてください。

 

【費用面】初期費用やランニングコストはどちらがお得?

費用面ならペットボトル式がお得な印象ですが、使い始めて1年の費用を計算して比較するとどのような結果になる軒になる人も多いと思います。

今回は、おすすめしたペットボトル式で実売価格が最も安価だったSOUYI(ソウイ)と、注文ノルマが無く水代が安いアクアクララで比較しました。

  ペットボトル式 宅配型(アクアクララの場合)
サーバー代 7,980円 1,100円/月
13,200円/年
水代(毎月24L使用) 1,464円/月
17,568円/年
2,808円/月
33,606円/年
水代含む初月費用 9,444円 3,908円
1年間の費用総額 25,548円 46,806円

※ペットボトルの水代は、livease(リヴィーズ)で利用可能なAmazon Happy Belly天然水 岐阜・美濃の価格を参考にしています。

比較すると明らかなように、初月費用以外はペットボトル式のほうがコスパが良いです。

水の銘柄によってはもう少し高くなる場合もありますが、飲む量を細かく調整できるので無駄に注文してしまうことはまずありません。

宅配型の場合、サーバーレンタル代無料の会社もありますが、その分水が割高だったり注文ノルマがあったりするので注意が必要です。

 

【使いやすさ面】操作や水の交換はどちらが簡単?

水の交換に関しては、1つあたりの重量が軽いペットボトルのほうが交換はしやすいですが、頻度は増えます。

例えば月24L使うならペットボトルは12回交換が必要ですが、宅配型は2回で済むので回数だけ見れば宅配型のほうが楽です。

消費量が多いなら宅配型、消費量が少ないならペットボトルのほうがボトル交換の負担は少なくなります。

操作性については、やはり多くの種類のサーバーを開発してきた宅配型のほうが上です。

ペットボトル型だとボタン操作がしづらかったり、水が少しずつしか出ないなど不満が口コミで複数見られました。

また、ペットボトル型の口コミに共通しているのが「冷水がややぬるい」点で、しっかり冷えた水が飲みたい人はサーバー性能の良い宅配型のほうがおすすめです。

 

【衛生面】メンテナンスの頻度や手間はどちらが楽?

衛生的な状態を維持できるかどうかは、日頃のお手入れとメンテナンスの有無が重要です。

ペットボトル型の場合、保証期間はあるものの基本的にメンテナンスサポートはなく、衛生面の維持について事前に検討しなければなりません。

日頃のお手入れはどちらも必要

ペットボトル型も宅配型も、日頃のお手入れが必要な点では共通しています。

汚れが付着しやすい給水口はこまめな拭き取り掃除が必要で、例えば宅配型のアクアクララでは毎日掃除するよう記載があります。

また、ボトルとサーバー本体をつなぐ接続部分は交換のたび掃除が必要なので、交換頻度の高いペットボトル型はやや負担が大きいです。

その点で管理が楽なのは、ボトルの交換やタンク洗浄が不要な水道水直結型ウォーターサーバー。

給水口の簡単なお手入れだけで済むので、掃除が苦手な人は水道水型も検討してみてください。

ペットボトル型は衛生面で特に高い意識が必要

メンテナンスは、宅配型の場合専門業者が内部クリーニングや部品交換に来るタイプと、メンテナンス不要タイプがあります。

前者はメンテナンス時に合わせて在宅が必要と手間はかかりますが、見えない部分まで点検してくれるので安心です。

一方、メンテナンス不要タイプは抗菌素材だったりクリーンシステムが備わっていたりと、衛生的な状態を保つ機能が備わっています。

その点で不安が残るのはペットボトル型で、宅配型のサーバーと比較すると簡易的な作りのため、内部の掃除を行わず使い続けると不衛生な状態に。

一度空気に触れた常温水は劣化が早く、放置しておくとサーバーに赤カビやぬめりが発生してしまいます。

重曹水での洗浄など、ウォーターサーバーごとに指定された方法で内部の衛生を意識して保てる人でなければ、長期間使い続けるのは難しいです。

 

【電気代】消費電力に違いはある?

ウォーターサーバー自体が大きい宅配型のウォーターサーバーは電気代がかかりそうですが、最近は省エネモード搭載機が多く電気代の節約が可能です。

電気代が安いサーバーだと、例えばフレシャスのdewoは月330円〜、コスモウォーターは月474円〜とさほど高い印象はありません。

ではペットボトル型はというと、比較の結果意外なことに上記省エネサーバーよりも消費電力が大きいことが分かりました。

  温水 冷水
フレシャス/dewo 350W 80W
コスモウォーター/smartプラス 350W 85W
SOUYI(ソウイ) 410W 65W
livease(リヴィーズ) 410W 65W
山善 500W 65W
Toffy(トフィー) 500W 65W

W(ワット)数は数字が大きいほど消費電力が大きく、電気代も上がる仕組みです。

なお、livease(リヴィーズ)では温水、冷水共に電源を入れて1か月間使用した場合は836円程度になると試算しています。

電気代の差は省エネサーバーと比較して最大で毎月500円程度、年間6,000円ほど変わるので決して見逃せない金額です。

ウォーターサーバーでペットボトル式がおすすめな人の特徴

コスト面では圧倒的に有利なペットボトル式も、他の項目を比較すると人によっては不便だと感じるポイントがあるのが分かりました。

ペットボトルの式のウォーターサーバーは導入や運用が手軽な反面、自分でしっかり管理が必要です。

ペットボトル式のウォーターサーバーがどんな人におすすめなのか、いろいろな比較をもとにまとめてみました。

 

気分や体調に合わせて水の銘柄を変えたい人

季節や気分、体調など自分のペースで水の種類を変えたい人や、飽きっぽくて同じ銘柄ばかり続けて飲めない人はペットボトル型のほうが便利です。

宅配型の場合、サーバーと水を別々の会社で契約するのは不可能なため、水の選択肢の自由度は極端に下がります。

水を変えたくて乗り換えようと思っても、高額な解約料が必要となり解約にかかる手間も面倒です。

 

コンパクトなウォーターサーバーを寝室や書斎で使いたい人

チェストの上やデスクの上など狭いところに置きたいなら、ペットボトル型ウォーターサーバーはコンパクトで使い勝手が良いです。

水道水のサーバーもコンパクトですが、直結型は水道栓がある場所に限られます。

また、補充型は蛇口から遠いとわざわざ水を持ってくるのが面倒になってしまいます。

特に2階で使いたい場合は、運ぶ水の量や置く場所にも限りがあるので、ペットボトル式が一番便利と言えるでしょう。

コストを抑えて冷水や温水をすぐに使いたい人

コストを最重要視して温水や冷水をすぐに使いたいなら、ペットボトル式は最も安上がりです。

とくに利用量が少ない一人暮らしや、家を空けがちで消費量が一定しない人にとっては最もコスパよく利用できるでしょう。

なお、家族の人数が多く利用量が多い場合は、水道水ウォーターサーバーのほうが安くなる可能性があります。

 

普段ペットボトルの水を料理に使ったり沸かしたりしている人

ペットボトルの水をそのまま飲むだけでなく、料理やコーヒー、お茶などさまざまな用途に使っているならウォーターサーバーが1台あるととても便利です。

フタをあけてポットに注いで沸かす、冷蔵庫に入れて冷やす、などの手間が省けるので、朝夕の忙しい時間帯は時短になって大活躍。

契約など面倒な手続きをしなくても、いつもの暮らしをそのままワンランクアップできるのは大きなメリットです。

 

面倒なゴミの分別や処理をしたくない人

宅配水型の場合、大きなボトルやダンボール箱などイレギュラーなゴミが出るので、処理が面倒に感じられます。

また、水道水型には専用フィルターカートリッジがあり、自分で水を注ぐ浄水タイプは定期的に交換して不燃ごみが出ます。

自治体によって捨て方が異なるので、調べる手間が面倒だったり捨てに行く場所が遠かったりすると、こちらも面倒です。

その点、ペットボトル式のごみ捨て方法はいつも通りなので面倒は増えずストレスを感じることはないでしょう。

ペットボトル式ウォーターサーバーを使って快適に過ごそう

ペットボトル式ウォーターサーバーは、宅配型や水道水型と比較するとやや簡易的ではありますが、手軽に便利さが手に入ります。

寝室に置けば起きた時にすぐに適温の水が飲めて、コーヒーが飲みたい時は沸かす手間なく時短で準備が可能に。

コストが抑えられ、契約や宅配など面倒な手続きも一切なく快適な生活が手に入るので、興味がある人は気軽に試してみてください。

衛生面や使い勝手など、さらに高機能なウォーターサーバーを希望する場合は宅配型や水道水型も検討してみましょう。

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